コラム

多数個測定のプログラム作成時間を大幅に削減できる 要素コピー機能

InSpec測定ソフトウェアーの「変換」、 「回転」、 「ミラー」を選択すると、各画面が開き、様々な形式で要素をコピーすることができます。

 

変換コピー

3種類のコピーが変換画面から選択できます。

 

リニアー

「変換」画面のリニアー変換コマンドは、指定座標に直線状に要素をコピー又は移動します。

リニアー

 

グリッド

「変換」画面のグリッドタブは、指定座標に格子状に指定数をコピーさせます。

 

テーブル

「変換」画面のテーブルタブは、テーブルに指定座標を任意に入力させ、指定数をコピーさせます。
標準の幾何形状で定義されないパターン内の1要素又は複数要素を作成する機能を持っています。

このオプションでは、表計算シートからInSpecに数値をコピー&ペースト(貼り付け)し、それらの位置で要素を作成することが出来ます。

 

回転コピー

「回転」画面でプログラムの単体要素や複数要素を現行システムの原点周りに回転させることができます。これにより、ギヤの歯、ボルト穴パターン及び要素の他の対称配置のプログラミングが単純化されます。
複数要素を変形するには、複数要素を選択し、要素コンテキストメニューから「回転」を選択します。回転角度の入力及びオリジナルの要素を移動(移動選択)あるいはコピー数を何部作成するかの何れかが選択できます。

 

ミラー

  「ミラー」画面で、X又はY軸の反対方向にプログラムの単体要素や複数要素を反転(フリップ)することが  できます。 これにより、対称的な要素のプログラミングが簡単になります。

同一形状の要素が多数ある場合は、初めの要素を測定し、この要素を必要数各座標位置にコピーすれば、個々の要素を測定すること無しに、一度に全ての対象要素のプログラムが作成できます。

 

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