コラム

三次元画像測定機 で求められる照明

マイクロ・ビュー測定ソフトウェアーInSpecの照明制御システムは
エッジの検出と精度に重要な役割を果たす鮮明な画像を創り出します。

 

照明設定は完全自由
(プログラマブル)

照明は他のマシンに
複製可

照明校正が測定
プログラムに保存

落射、同軸、透過光
から自由に選択

要素の各ツールは
別々の設定が可能

グラフィックの希望
場所で点火/点灯

高精度測定に求められる鮮明な画像に欠かす事の出来ない照明。
その形状にあった照明を創り出す自動照明。
すべてがInSpec測定ソフトウェアー画面から行えます。

 

照明位置

自動照明

自動照明

照明照明ボタンは自動的に最適な照明を選びます。

画像システムでは、エッジの検出や鮮明な画像が重要です。 その為には最適な照明が不可欠です。

マイクロ・ビューの自動照明システムは、自動的に最適な照明を選択し、以下の照明をサポートします:

  • 落射照明
  • 透過照明
  • 同軸照明

透過照明

透過照明

測定機テーブルのガラス下から照らす照明で、白、黒のコントラストでワークの外郭、穴形測定時に使用します。
(基本機能)

落射照明

ライトのアップ

上から見た表面照明で、表面形状を測定する時に使用します。 個々に5分割、8分割の40セクターに区分出来ます。
(マクロリングライト:オプション)

落射照明

同軸照明

ライトのアップ

レンズの中心を通過してワークを一直線に照らす照明で、深さのあるワークの表面形状を見るときに使用します。
(基本機能)

同軸照明

照明は完全に設定が自由(プログラマブル)です。
それぞれの照明校正チャンネル画像ベースで測定プログラムに保存されます。
それぞれの要素の各ツールも又、別々の設定が可能でプログラムに保存できます。

照明

見ずらいエッジに
マクロリングライト

1万時間の長寿命、40セグメントを自在にプログラム可能、しかも他のマシンに複製可能

仕様 マクロリングライト
外観 マクロリングライト
基本倍率 LWD(長距離用) 1x
SWD(短距離用) 2x
光入射角度 47°/27° ~ 75°
リング数 (a) 5
セクター数 (b) 8
セグメント数 (c)=(a)x(b) 40

透過照明

リングライトはオプション、同軸と透過照明は基本照明機能です。

左写真: 透過照明

右写真: 同軸照明

ライトのアップ

マクロリングライト入射角

マクロリングライト入射角

照明のヒント

よく照明の効いたエッジを使うと、検査プログラムがより信頼性の高いものになります。

1倍アダプター(LWD)

レンズ動作距離は長くなり、光は薄暗く、垂直に近い入射角を生みます。

2倍アダプター(LWD)

レンズの動作距離は短くなります。 これは実効的に落射(サーフェース)照明をより部品に近づけることになります。 近接した照明は、見難いエッジと面を見易くする為、より明るく、水平に近い入射角を生みます。

測定の難しい部品に対する照明

反射する部品

リング照明の8分円の一個以上を消してみると、ギラつきがかなり少なくなります。 例えば、光る水平エッジなどを見る場合、前と後ろのセクションを消すと、画像が鮮明になります。

 深いエッジ(部品側面の様な)

高いエッジの反対側の8分円の1個以上を明るくすると効果的です。 こうすると、より深いセクションで光を反射し、エッジがシャープになります。

深い穴

多くの場合、照明の選択は同軸(スルーザレンズ)光です。 通常、穴の深さ測定では、穴底にフォーカスして十分な光量を得る事が出来ます。

輪郭エッジ

通常、部品のギラつきと反射がエッジ検出に干渉しないように、落射(サーフェース)照明と同軸照明を消した方がより良くなります。

スルホール

透過(プロファイル)照明のみを用いると、シャープで高コントラストのエッジで白黒画像を作ることができ、部品のスルーホールとエッジを見るのに最適です。穴と内部要素はより大きく見えて測定され、又外部要素と距離はより小さく見えて測定されます。

見え難い穴

同軸(スルーザレンズ)照明は、高倍率、実用的で、見えない穴や平らな表面上の要素を覗くのに役立ちます。

 

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