エリアフォーカス(焦点一括入力)
部品の指定場所に一度に多数のフォーカスポイント(焦点)を一括入力
多数のフォーカス(焦点)を一括入力
エリアフォーカスポイントツールは、部品の指定場所で同時に複数のフォーカス(焦点)ポイントを作り出します。
個別に点を入力することなく、一度に多数のフォーカスが一括入力できるので、点群や平面の様な要素での利用がこの上なく便利です。
● エリアフォーカスの測定は簡単です
1、エリアフォーカスツールを選択、カメラ画面上の必要な場所でドラッグして四角形を作ります。
複数のフォーカスポントが四角形内部に入力され、スペースが取られます。
2、四角形のサイズは、制御点□を使って変更出来ます。
3、四角形の角度は、回転点◯を使って変更できます。
4、四角形調整後、フォーカスポイントを再測定できます。
フォーカス(焦点)の連続入力
引き続き、 エリアフォーカスツールを使い、連続して他の場所にエリアフォーカスが入力できます。
連続してエリアフォーカスが入力されると、測定ソフトウェアーInSpecの左上の図形画面にすべての入力されたフォーカスポイント(焦点)が表示されます。(下図拡大)
図形画面でエリアフォーカス表示
エリアフォーカスを伴う測定が終了すると、 InSpec測定ソフトウェアーの図形画面に直ちに測定結果が表示されます。 測定されたエリアフォーカスはZ高の最大距離点が3点及び最小距離点が1点、図形で表示されます。
(例、ICピンの測定)
入力されたエリアフォーカスを含む測定が行われると、測定ソフトウェアーInSpecの左上の図形画面にすべてのフォーカスポイント(焦点)が表示されます。(下図拡大)
エリアフォーカスの応用例
ここでは、ICピンのコプラナリティー(共平面性又は端子最下面均一性)の測定にエリアフォーカスを使い、仮想平面から最も離れた端子の最下点までの距離、共平面度yを測定します。
一つのピンにエリアフォーカスを入力し、コピー機能を使って他のピンを複製すれば、一度に全てのピンにフォーカスポイントが入力できます。
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