三次元測定機「マイクロ・ビュー」の測定方式

追装可能な6種類の測定オプション

測定方式は、部品の形状、サイズ、向き、組成、木目や表面状態により変わります。
マイクロ・ビュー三次元マルチセンサー測定機は最適な測定方法が選択できる万能とも言える測定機です。

世界最高輝度の照明による非接触画像測定に

上から見えない部品側面の穴や溝部分の測定に

照明が届かない深い溝や凹凸面の測定に

透明な表面の正確な輪郭と厚さの測定に

部品を回転させ側面や裏側をマルチセンサーで測定

薄く、柔らかく、動きやすい部品をフラットに固定

画像測定

上から見える部品の輪郭や形状を高速、高精度に測定する非接触式三次元画像測定(XYZ測定)は、測定機に内蔵されたCCDカメラで被測定物の幾何学的特徴(線、円、矩形、楕円等)のエッジ点を捉え、自動焦点(オートフォーカス)と自動照明(オートライティング)により撮像された画面を鮮明にし、画像処理によりエッジ間の寸法を測定します。

画像測定では、エッジの検出や鮮明な画像が重要で、自動照明と自動焦点機能は測定に重要な役割を果たします。

タッチプローブ測定

上から見えない部品側面の穴や溝の測定に、単一球、スター、ナックル、ディスクスタイラスによる接触式タッチプローブは、プローブに装着されたスタイラスの球状先端を部品の被測定箇所に接触させることで、精度の高い信号を出力し、測定ソフトウェアーに伝送して測定を行います。

レーザー測定

照明が届かない深い溝や凹凸面、粗い表面や鏡面等の測定に使われる非接触式レーザー測定は、センサーがレーザースポットを測定対象物に投影し、その反射光を距離に応じて一定の角度で受信素子に入射し、受信素子上の光スポットの位置と反射光から受信素子までの距離から、測定対象物までの距離がセンサーで計算され測定されます。

白色光スキャナー測定

白色光スキャナーは、表面や形状に依存しない色収差共焦点センサーにより、非接触で波長を距離へ変換して測定します。

投影されるスポットサイズは極小なので粗面、鏡面、透明体等の表面測定に最適な、遮蔽効果の少ないスキャナーです。

回転測定

ロータリーは、軸物等、高精度に回転制御しながら測定が必要な部品に使われます。

又、ロータリーは、部品を正確に回転させるので、1面以上をカメラで見ることができ、必要であれば画像測定、タッチプローブ、レーザー、白色光スキャナー測定にも兼用して使うことができます。

プラテン測定

プラテンは、ステージガラスの上に置かれた厚さ5mm未満の部品をサンドイッチするのに使われる大きなガラスです。

これで、薄い部品(例えば、PCB、版下、フィルム等)を所定の場所にフラットに静止させ、固定して画像測定が行えます。

PAGE TOP